家なき子特例とAI 最終

前月の名古屋在住の方からの質問に関連するAIとの問答に関する感想です。

前月のブログに書いたように、根拠とならないホームページが根拠として示され、これ以上は無駄だと思い、AIとの問答を中止しました。

なぜこのようなことが起きたのでしょうか。

推測ではありますが、AIはまだ小規模宅地の特例と空き家特例の区別がついておらず、ネット記事からなんとなく拾ってきたものをそれらしく回答しているものと考えられます。

問題は、小規模宅地等の特例の根拠条文等の基本的な情報は正しいこと、また、この度であれば、居住用の敷地に関する特例だからその趣旨から貸付用に変更したら適用できない~、といったようにそれらしい事実からの結論への結びつけが自然であること、だと思いました。

そして、たちが悪いのは、国税庁のような情報が正確なホームページを根拠に挙げているように見せかけつつ、そのようなホームページがないということです。

これから、さらにAIが発展すれば状況は変わってくると思うのですが、現状では、専門的な質問に対するAIの回答は専門家でないと正しいかどうか判断できない状況のようです。

AIを使いこなすためには、AI以上の知識・判断能力・解釈能力を持っていないといけないというのは、なんともいえません。 現状、税金に関する疑問点があれば、コストが掛かったとしても税理士等の専門家に相談することをおすすめします。